熟年離婚

先日、友人の両親が離婚してしまいました。もうかなりの年齢になっており、なぜ今さらという感じだったのですが、友人の母親の決意がかたく、翻意することはなかったようです。

結婚する時点では若く、パートナーに対する想いも強く、ある意味純粋無垢なところがあると思います。また、自分自身の価値観も定まっていないところもあり、日々の生活に一生懸命で大局的に自分の人生を見つめたり、相手のことを冷静に判断することもできない状態にあるのかもしれません。

多くの夫婦はやがて子供を授かり、子育てをしていきます。夫婦はお父さんとお母さんになり、子供たちが一定の年齢に達し、自立できるようになるまでチームを支える柱として運営していきます。

その中でお互いに頼り甲斐があると思えれば良いのでしょうが、逆に頼りにならないとか、大切な部分について考え方が違うとなれば、だんだん居心地が悪くなるのでしょう。

特に若い世代では子供が小さくても構わず離婚していきますし、上の世代では子供が大きくなった時点で離婚を実行するケースも増えています。

若いうちに生涯を共にするのにふさわしい相手を見極める目をもつというのは難しいことかもしれませんが、せっかく縁があって出会った相手と、晩年になって喧嘩別れするようなことは、いかにも寂しく哀しいことだと思ってしまいます。

私も家庭よりも美容の仕事を優先しているので、これからは家庭も大事にしようと思います。